子どもがいる私といない私

昨夜は、うちに私の妹が遊びに来ました。

子供好きな妹なので、娘のことをかなり可愛がってくれています。

誕生日プレゼントまで準備してくれて、本当にありがたいことです。

たくさん娘の相手をしてもらい、夜の9時ごろに帰宅していきました。

入浴はパスして、10時ごろに就寝した娘。いつもは9時頃に就寝するので、少し夜更かし。

翌朝は、いつもより遅めに起こしましたが、かなり眠そうでした。

やっとのことで食事と着替えをさせ、家から連れ出して、保育園へ送り出しました。

帰りの車の中で一人になると、大仕事を終えた後の達成感と疲労感が同時にやってきます。

子供がいない人生を少しだけ想像してみる

毎日子供のお世話をしている自分が、時々信じられない時があります。

娘と一緒に居るときはお世話に集中しているので、あまり考えません。

よく考えるのは、保育園へ娘を送り届けた後一人になった時。

一人でいる自分が本来の自分で、娘といるときの出来事が夢の中のことのような、そんな感じに思えるんですよね。

自分の中に自分が二人いるような感じ。

お母さんになった自分とお母さんじゃない自分。

お母さんの自分が気に入っていないわけじゃないのです。

でも、こうして今一人になって、あくせくお母さんをやってる自分を思い出すとなんか現実感がない。

一人になると、自分を取り戻したようでホッとします。

子供がいなかったら、今頃何をしてたかな。

そんなことも時々考えます。

SFのパラレルワールドみたいな感じで、隣の世界線ではあるかもしれない。

子供がいない私の人生が。

きっと今の私とは別の私で、それはそれで楽しい生活を送っていると思う。

子供がいる今の私は、以前の私が知らなかったことをたくさん知っています。

別の世界線で生きているかもしれない、子供がいない私の人生は、今の私より劣っているのかというと、そうではないはず。

子供がない私は、やはりたくさんのことを知って経験するのでしょう。

たぶん今と比べればかなり時間があると思うから、旅行にもたくさん行くだろうし、お店を開きたいという夢をかなえているかもしれないし。

どっちが幸せだったのかな、と考えるのはナンセンスですけど、時々、いなかったらどうだったかな、なにしてるかなと想像するんです。

そうすると、本当に自分がやりたいことが見えてきたりします。

お母さんじゃない自分に戻る

一人になってホッとするのは、たぶん、ずーっとお母さんではいるのはキツイから。

たまには、自分に戻ってくるときが必要なんだと思う。

娘はありがたいことに、元気にすくすく育ってくれて、もうすぐ3歳になります。

私のお母さん歴も3年ですが、まだ現実感が完全にはなくて、「お母さん」と言われると、「え?私??」って感じです。

「そろそろ実感もてよ」と、自分で自分にツッコんでいます。

けど、世の中のお母さんて内面は意外とこんな感じだったりするのかもしれない。

「お母さん」という生き物はいない。一人の人間がお母さんをやっているだけ。

お母さん抜きの自分も3年歳を取りました。

お母さん業以外で、何やってきたかなーと時々考えます。

今は毎日生活を送るだけでも必至だけど、自分が求めることを追及できているか振り返るのも大事だと思ったりします。

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