こんにちは。
うちには、あそび食べをする時期の娘がいます。
あそび食べは子供の好奇心から起こるもので、成長するうえで必要なことらしいのですが、
遊びながらだらだらと食べてる人を見ているのは、
そうとうな忍耐力が必要だと、日々感じています。
私は毎度の食事でイライラなしには見守れません。
言って聞かせることができる年齢ではないので、こちらがいくら怒ってみせても無駄。
ならば、これはまさに自分との闘い。
イライラする自分とどう向き合うか、というお話になってきます。
後悔・・・あそび食べ真っ盛りの娘にイライラする私
我が家の1歳9か月の娘は今こんな状態です。
- 目の前のごはん以外のことが気になる
- 食べ物や食器で遊びだす
- 食べ物を投げる
- 食べ物をベーっと出す
- 私に食べさせようとしてくる
- 椅子から立ち上がる
- 食事を下げると泣く
- よくわからないことで機嫌を損ねて泣く
同じくらいの年齢のお子さんがいるご家庭ではあるあるなことばかりでしょうか。
人からはよく聞いていた話ですが、自分が体験してみると、
本当にイライラするものですね。
このような行動が可愛いと思えていた時期もありました。
それは、生後8か月くらいまでかな?
いまから1年以上前でした。
それから成長するにつれて激しくなるあそび食べやムラ食べ。
あるときはイライラが抑えられずに、
「食べて!」
と無理やり口に入れようとしたり、
「食べないなら、もう下げる!!」
と食事が始まって間もないのに強制終了して娘を大泣きさせたりした時もありました。
そのあとは必ず後悔して落ち込んでましたね。
ストレスを軽くする方法
1日の中で食事の時間が大きな苦痛になってしまっていた私。
このままでは、食事の時間が全く楽しめない。
それは、娘も同じです。
食事につきそう私が少しも楽しんでいなければ、食事は楽しむものではないと娘に教えることになるのではないでしょうか。
イライラ爆発はストレスが積み重なって、沸点に達したときに起こります。
そこで、ストレスの原因を把握して、対策を考えることにしました。
私の場合、娘が食べてくれないときにストレスに感じることは主に次の4つ。
- 食べていない娘を待つこと
- 食後の掃除や洗濯。
- 栄養が取れているか不安
- 手間暇かけて作った料理が無駄になったこと
食事の時間を決める
娘の食事は1時間以上かかります。
放っておけばもっとかかります。
そこで、食事の時間はだいたい40分と決めることにしました。
時間が迫っても食事が進んでいないようであれば「ごちそうさまする?」などと合図を出します。
残っていれば必ず、
「イヤ」
と言われるのですが、それでも食べる様子がなければ、
「ごちそうさましようね」と優しく言ってお皿を下げてしまいます。
「まだ食べる~~!」
と泣きますが、それにはかまわず、「食べないからもうおしまいだよ」と言っています。
掃除が楽な環境を作る
以前は床にレジャーシートを敷いていましたが、
レジャーシートの掃除をして片付けるのがめんどくさくなったので、今は何も敷いていません。
食事の時はつねに布巾を準備していつでも床を拭けるようにしています。
食事の内容も、汁気の少ないおかずなど、こぼしても掃除が楽なものを用意するようになりました。
何食か抜いても死なないという気持ちを持つ
1口~2口食べて40分間遊び続けることもありました。
以前はそんな時は栄養面が心配になり、
娘の硬く閉じられた口の前でスプーンを構えて、無理やり口に入れようとしていました。
ですが、食べなくてもいつも通り元気に遊んでいる娘を何度もみてきて、
あるとき、食べなくても大丈夫か、と思えるようになりました。
お腹が空いていれば、訴えてくるので、その時にあげればいいのだし。
また、体調がすぐれない場合もあります。
そんな時は、お粥など食べやすいものを出して数日間様子を見ていれば、次第に食欲が戻ってきました。
大人でも、体調が悪いと食欲がわきませんよね。
体調が戻ってお腹が空けば、きっとまた食べてくれるはずです。
普段元気そうなら一旦様子見です。
食事作りは頑張らない
時間をかけて料理をしたのに、食べてくれなかったり、挙句の果てにポイポイ投げられるとガッカリしますよね。
好き嫌いがなく何でも食べてくれた時期は、毎回手作りしていました。
だけど、あそび食べムラ食べが始まってからは、料理にかける労力と時間が無駄になるかもしれないのが苦痛で。
手間暇かけて料理しても、結果イライラするのならば、楽したほうがいい!
私の場合はそう思いました。
食事作りは頑張りすぎないことを目標に、無理のない範囲で作れるものを作って、
レトルトにも大いに頼っています。
レトルトはなんてありがたいんだろう。
食事を下げる際の対応を統一する
うちの娘は、食べ残したお皿を下げるのをとても嫌がります。
食べるのを嫌がるのに。
「なら、どうしたいの!?」という気持ちでいっぱいになります。
食べるというなら無理に下げてはいけないのではないか。
でもほっておくといつ食べ終わるのかわからない。
そんな葛藤をしていた時期がありました。
そのままだと1日が終わってしまいますので、結局は泣かれながら下げることになるんですよね。
最近は、食事時間の40分が経過する前に、
「ごはんを食べないならごちそうさまだよ」
といって、下げています。
食べなかったらおしまいなんだ、といつか気づいてもらえることを狙って、
なるべく毎回同じ対応になるように努めています。
こちらとしても食事の終わりがわかっているので、対応が楽になりました。
この行動、食事に飽きた合図?
あそび食べとは?
味噌汁を手でバチャバチャする、食べ物に触るというような遊び、食器をたたいて音を鳴らすなどは、子供の探求心からくるものだそうです。
娘がこのような遊びをしていて、かつ時間や自分のメンタルに余裕があるときは、ある程度放っておくようにしています。
あそび食べと飽きたを見極める
食べ物を投げる、食器を投げるは、探求心のあるあそび食べではなく、ただ単に食事に飽きただけかもしれません。
うちでは1/3~2/3くらい食べ終えていて、時間もたってこのような行動をとったら、
1度は娘に「ごちそうさまする?」と確認し、拒否すれば見守ります。
次に同じような行動をとったら、「ごちそうさましようね」と言って食器を下げてしまいます。
「いや~~!!」
と言って泣きますが、そのあとは娘のところに食器を戻さないようにしています。
我が家の娘の場合、これをしたら食べてくれた!
なんといっても子供が楽しく美味しく食べてくれるのが一番ですよね。
我が家の娘がこれをしたら喜んで食べてくれた!という経験を紹介します。
ほんの一例ですが、まだ試していないママさんの参考になれば嬉しいです。
好きな歌を歌いながら食べさせる
ごはんが進まないとき、娘がいつも一人で歌っている歌を歌ってあげたりしています。
歌に乗せて、リズムよく口に入れてあげると、喜んで食べてくれる時があります。
遊びの一環であげる
遊びながらだと喜んで食べてくれたりしますよ。
- 「○○ちゃんの口にはいるよ~、3,2,1ゴー!!」とカウントダウンしながら口に運ぶ
- 口に入れようとしてから引っ込めてを3回くらい繰り返し、笑顔になったところで口に運ぶ
- スプーンやお箸を「ぐ~るぐ~る」と言い回転させながら口に運ぶ
こんなことをしてみたら食べてくれる時もありました。
椅子を別の場所に移動する
窓の外がよく見える場所に椅子とテーブルを移動してみたら、意外とごはんが進んだ時もありました。
ほかにも、外で食べたり、自宅のいつもとは違う部屋で食べた時も、普段よりよく食べました。
食べたらほめる
食べられたら、頭をなでなでしてたくさん誉めてあげると、気分が乗ってその後も2~3口食べるときがありました。
5歳くらいになれば。
それでも穏やかに終わる食事はほぼありませんね。(笑)
食事中は、不安や焦りやいろいろな葛藤が必ずあるのが、今の私の現状です。
個人差はあると思いますが、一般的には4才くらいまではあそび食べするらしいです。
まだまだ、先は長い・・・
でも、今には今の楽しみや喜びもあります。
幼い娘がニコニコご飯を食べている姿をみれば、こちらも笑顔になりますよね。
1歳9か月の娘のいろいろな表情や仕草は、今しか見られません。
食事中に楽しみや喜びを一瞬でも多く共有して、
娘には食事は楽しいものということをどこかで感じながら育ってもらいたいな。
同じ悩みを持つママやパパの心が少しでも軽くなりますように。
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