こんにちは、なくもです。私は、2歳5か月の娘を子育て中で、仕事は調剤薬局事務です。
調剤薬局事務は、子育てしながら働きやすい仕事と言われているようです。
調剤薬局はいろいろな形態があります。大型チェーン店もありますし、個人が経営している小さな薬局もあります。
規模の大きい薬局とそうじゃない薬局の働きやすさの差は、ヘルプ体制が整っているかどうかが大事な要素だと思います。
私が働く調剤薬局は県内だけで3店舗のごく小規模のチェーン。3店舗すべてにおいてヘルプ体制が整っているかと聞かれれば、そうではない店舗もあります。
反対に大きなチェーン店であれば、働いている事務さんの数が多かったり、同系列の店舗が近隣にあったりすると思うので、ヘルプ体制がきちんと整ってるんじゃないかと思います。想像ですが・・・
もう一つ、調剤薬局内での働きやすさに大きく影響してくると思うのが、一緒に働く薬剤師さんや事務さんとの人間関係。
調剤薬局事務の仕事を回していくには、薬剤師さんや他の事務さんとの連携が必要不可欠なためです。
というわけで、さまざまな薬局がある中、すべての薬局で子育てしやすいかどうかはわかりません。
とはいっても、調剤薬局事務の仕事内容自体は、薬局の形態や働いている人は違えど、どこの薬局もそれほど変わらないと思います。
実際に子育てしながら働いている私ですが、改めて考えてみると、やはり調剤薬局事務は働きやすいなと思うところがいくつかありました。
今日は、調剤薬局事務が子育てしながら働きやすいと思うところについてお話ししてみたいと思います。
あくまで私が働く薬局の働きやすいと思うところのお話になりますが、気になる人は読んでみてください。
なくもの現在までの調剤薬局事務歴
25歳 35歳の現在も働く調剤薬局に就職
10年間同じ調剤薬局で務めてきました。現在進行形。
もともとフルタイムで働いていましたが、産休・育休を取得して職場復帰し、現在は時短勤務で8時半~15時半までのシフト制で働いています
調剤薬局事務が働きやすいと思うところ
正社員、パートなど働き方が選びやすい
働き方が選びやすい理由は、調剤事務は毎日の仕事内容が決まっていて、特定の個人に左右されにくい仕事だからだと思います。
悪く言えば、誰にでもできる仕事。良く言えばプライベートを優先しやすい仕事だと思います。
調剤事務が簡単な仕事と言っているわけではなく、接客や仕事の質は人によって全然違うのでとてもやりがいのある仕事ですよ。^^
先にも書いたように、大型チェーン店など常にヘルプ体制が整っている薬局であれば、正社員⇒パート(パート⇒正社員)の働き方の変更はよりしやすいんじゃないかと思います。
私が働く薬局は県内に3店舗しかない小規模チェーンなので、常にヘルプ体制が整っていたわけではありませんでしたが、今私は時短勤務で、同じ薬局で働き続けています。
実は、私はもともとフルタイムの正社員として働いていましたが、妊娠がわかった時点で私以外にフルタイムの事務さんがいなかったんですよね。
なので上司に相談し、新しい事務さんを募集してもらうことになりました。
今私が働く薬局にはフルタイムで働く事務さんがいてくれるので、私は時短勤務で働けているという感じです。
子育て経験者が多い
調剤薬局で働く人には、子育て経験のある人が多いです。やっぱり職場の人の理解があるのはかなり助かりますね。
子どもが生まれた後、育児のために仕事をセーブするのは夫でも妻でも2人で均等にセーブしても、なんでもいいと思います。
我が家の場合は、夫婦で話し合って基本的には私の方が仕事をセーブすることにしました。
理由は、単純に夫の方が給料が高いからです。
子育て経験者が職場に多くてよかったなと最初に思ったのは、産休に入ることや、復帰後は1日の働く時間を短くしたいということを伝えるときでした。
うちの薬局も子育て中の女性がほとんどを占めているのもあって、周りからまったく抵抗なく受け入れられました。
今現在も本当に助かっているのは、急な発熱で子供を保育園に預けられないときや迎えに行かないといけなくなった時も、快く送り出してくれることです。
世の中のどんな職場でも、男性に対しても、このような環境になればいいのにと思います。
ノルマがない
調剤薬局事務の仕事は勉強は必要ですが、ノルマはありません。
自分が持つ知識や経験を駆使して、いかに早く丁寧に仕事をさばいていくかが勝負の仕事です。
子育てでストレスがたまるときもある中、ノルマがない仕事でよかったなと思うことがあります。
残業が少ない
患者さんが帰られた後であれば、すぐに終わらせなければいけない仕事というのはほとんどありません。
保険の確認などの仕事は、月の始めのレセ送信までに終わらせればいいので、翌日以降にまわせるものがほとんど。
私がフルタイムの時は、回せるものは全部翌日以降に回していました。
パートなど営業中に帰宅するシフトの人は、残業はほとんどないと思います。
ただし、薬局締めまで働く人は残業が多少あります。なぜかというと、門前病院・クリニックからの患者さんが途切れるまでは仕事が続くからです。
最後の患者さんが帰った後は日報作成、薬品発注、片付けなどがありますが、うちの場合は、薬局締めの人の残業時間は長くて30分~40分くらいです。
門前クリニックの診療終了時間によって薬局の締め時間が変わるので、締め時間は薬局によってかなり差がありそうです。それでも、締め時間は18時か19時の薬局が多いんじゃないでしょうか。
実は子育てに役立っていること
空き箱・空き容器がもらえる
調剤薬局では、毎日大量に空き箱・空き容器が廃棄されているんです。
バラ錠などのプラスチックの空き容器は、子供が大喜び。我が家のお風呂タイムで大活躍しました。
容器にお湯をいれたり注いだり、移しかえたりする遊びが大好きな娘がよく使っていました。
容器の底にキリで穴を開ければ、お風呂で子供が大喜び間違いなしのシャワーのようなおもちゃができます。
空き箱は、大きい箱から小さい箱まで、けっこう幅広くいろんな大きさの箱が手に入ります。
子どもの工作やおもちゃ作りにめちゃくちゃ使えるんですよね。
薬剤師に薬の扱い方を聞ける
これは、調剤薬局で働くメリットだと思います。
子供ができる前から、自分が薬を使っている中で浮かんできた疑問は、職場の薬剤師さんに聞くことができていました。
子供ができてからは、薬を使う場面が増えますよね。風邪だったり怪我だったり、子どもはよく病院にかかって薬をもらいますからね。
薬を子どもに使う時はやはり不安になることがありますが、そんな不安や疑問を気軽に職場で薬剤師さんに聞けるのはありがたいです。
ときには、子供が薬を飲んでくれなくて困るときの対処方法をいろいろ教えてくれます。そんなときは調剤事務はお得だなと思います。
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