育休から職場復帰して1年半。
正社員からパートに働き方を変更し、ひと月の勤務時間を今までの半分に減らしました。
子育てとプライベートにもっと時間を使いたいと思ったのが、勤務時間を減らした理由です。
そんな私の状況に何か言いたくなったのか、おせっかいなアドバイスをしてくれた女性(70代)がいました。
同じ職場で働くベテランおばちゃんです。
お節介なアドバイス
おばちゃん「旦那さんの給料はどうしてる?財布は別なの?」
私「(う~ん、貯金額はお互いに知っているけど財布が別かと聞かれれば)別ですね。」
おばちゃん「別だったら、危険よ。自分が自由に使えるお金が少ないのはつらいのよ。私や私の娘も同じ理由で子育て中もバリバリ働いてきたわ。もっと働くこと考えてみれば?」
これは、お節介というやつだな・・・と思ったけど、おばちゃんは時短になった私の状況を本気で案じてくれているみたい。
自分の月給が低いとか、専業主婦の場合、欲しいものがあった時に旦那さんに頼みにくいという人は多いのかもしれない。
そのおばちゃんの家では若いときから夫婦の財布は別で、貯金額もお互い知らないらしい。
だから、自分の欲しいものは自分で買えるような経済力をつけようと働いてきたということらしい。
私が勤務時間を減らした理由
- 子供との時間を余裕をもって過ごしたい
- やりたいことに挑戦したい
無理をすれば、子育てをしながらそのまま正社員で働き続けられたと思います。
育休から仕事に復帰して1年半は正社員(時短勤務制度)として働いていましたが、時間に追われる日々。
そんな日々の中で、子どもはぐんぐん成長していきました。
子供が1歳後半になるとイヤイヤ期も始まり、私が子どもにきつく当たってしまうことも少しづつ増えていきました。
時間に追われていると、気持ちにも余裕が持てないので、自分の思い描いていた子育てができないのが精神的に苦しかったです。
私自身、普段はあまり怒ったりしない性格なのですが、イヤイヤ期の子供の対応は本当につらい。
朝も夜も、忙しいときに思い通りに動いてくれない娘を感情的に叱ってしまい、後悔するときもありました。
自分ってこんなに短気なんだ、と娘のおかげで初めて気が付きました。
- このままの時間に余裕がない生活を続けてモヤモヤを抱えながらお金を貯めるのか、
- 給料は少なくてもゆとりをもって子どもと接する時間を増やすのか、
この2つを天秤にかけ、選ばれたのが後者でした。
私なりに、今を後悔のないように過ごすために考えたうえで選択しました。
アドバイスしてくれたおばちゃんの考えのとおり、『自由に使えるお金』のために忙しい日々を続けていれば、必ず後悔しそうです。
それどころか、『子どもの将来の貯金』のためであっても、後悔しそうです。
私が今望むのは、できるだけ気持ちに余裕をもって子育てをすることですから。
パートになった今は、時間ができたことで気持ちにも余裕が生まれて、毎回とは言えませんが(^_^;)以前よりも余裕をもって子供に接することができているので、とても満足しています。
ブログなど自分のやりたいことに挑戦する時間が増えたことも、気持ちの余裕が生まれた原因につながっているなと思っています。
自分の給料は本当に「自由に使えるお金」?
おばちゃんと私では、『家計』についての考えが、どうも違うようです。
結婚している場合、自分の給料は、本当に自分が自由に使って良いお金になるのでしょうか?
わが家では、欲しいものができた時は、夫も私もお互いに言い合います。
普段買わないものを買う前は、確認を取り合うようにしています。
私は自分の給料を自分だけが自由に使えるお金とは思っていません。
私は、夫のおかげで働きに行けている部分がある。だから自由に使っていいお金にはならないと思っています。
夫に聞いてみましたが、夫も私と同じ考えでした。
我が家は、お互いの給料を『夫婦で稼いだお金』ととらえているのだと思います。
自分が欲しいものがあれば、確認して買うことができるという安心感がります。
なので私は、給料が下がっても夫婦の間の不平等は感じていないんですよ。
おばちゃんのアドバイスはありがたかったですが、私は、自分が今大事にしたいと思うことを大事にできているので満足なのです~♬
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