お天気も良かった七夕の日。
年に数回の日曜当番医にあたり、私は薬局に出勤でした。
18時半に帰宅。
ごはんを食べる手を止めこちらをみるちび柑と、洗い物をしてくれていたよた6。
もともと、季節感のない私とよた6の2人暮らしでしたが、
ちび柑がやってきてから、お正月とクリスマス以外の季節のイベントがぐんと増えました。
七夕もその一つ。
七夕ってなんなの?
七夕のお祝いってみんな何するんだろう?
笹飾りに願い事かいた短冊を吊るして、その後は?
そもそも七夕ってなんだ?
良い機会なので、七夕の由来を調べてみよーっと。
七夕の由来は、時代をずっとさかのぼって奈良時代。
中国の民間伝承のお話がもとになっていて、織姫が機織りが得意ということから、日本でも手芸や裁縫の上達を願う風習が始まったそうです。
星に願うというのもこの風習から派生したみたい。
七夕飾りと言えばいろいろあるけど、一つ一つに願いが込められていて、裁縫の上達以外にも健康長寿や大漁などいろんなことが願われていたとか。
江戸時代からは、五節句の一つとして公式の祝日になったようです。
五節句って、3月の桃の節句や5月の端午の節句のことですね。
1月と9月にもあるらしい。
へ~。
七夕ってなんで「たなばた」っていうんや?
とよた6から聞かれて、ポチポチ調べてみると、
高貴な布を織る行為の意味を持つ「たなばた」という大和言葉があるそうで、当時日本に入ってきた外来語の「七夕」に当てたと言われているそうです。
ふーん。ものにはちゃんと起源があるんだね。
そういえば、桃の節句、端午の節句では願いを込めて食べるものっていうのはなんとなく思い浮かぶけど、
七夕の節句に何を食べるかは全く思い浮かばない。
調べてみたら、「素麺」でした。
機織りの糸に因んでいるのかな?
織姫と彦星の話にあやかって恋愛成就、機織り(芸事)が上手になることや、無病息災を願って素麺を食べるそうです。
七夕の前夜祭
と、まあ、そいうことでしたが、私が7日に仕事だということがあり、6日に前夜祭をすることになった我が家。
で、結局、夕飯の内容は、手巻き寿司になりました。
七夕の由来を全く無視して、食べたいものを食べる好き放題の我が家でした。
とはいっても、お祝い事を全く意識していないわけではありません。
手巻き寿司は、個人的には特別な日に食べるイメージだし、家族と楽しい会話も弾むし、こういう日にもピッタリなんじゃないかと思って。
準備も割と簡単だしね。
結局そこか。
手巻き海苔はおにぎり海苔があるし、具材はお魚や、あるものを適当に並べて、酢飯もつくって・・・とりあえず、食卓の完成。
画像は、ちび柑用に準備した具材。
手巻き寿司は初体験の2歳ちび柑。
テーブルに並べた具材をそのままつまんでパクっと食べてしまいました。
う、うん、、そうなるよね。(笑)
私が海苔の上に、酢飯と具材をのせてくるっと巻いたお寿司を、渡されるままに受け取るちび柑。
で?これなに?どうやって食べるの?
という目でこっちを見てきたので、もう一つ巻いてから私が食べて見せると、やっと食べてくれました。
信じて食べてくれるのちょっと嬉しかった(笑)
海苔がなかなかちぎれなくて頑張ってお口で引っ張っている顔、動画でとっておくんだったなあ。
短冊に書いた願い事は?
七夕当日は、仕事の私に代わって休日のよた6が一人でちび柑のお世話。
昼間は義母と3人で出かけたりしていたみたいだけれど、私が家に帰った時にはすでにちび柑のお風呂とごはんを済ませてくれていました。
さすがです。
なんと、さらに七夕仕様にお部屋の飾り付けまでしてくれていたようで、
リビングの壁側に置いてある、観葉植物のベンジャミンがとってもかわいくなっていました。
キラキラした折り紙の飾りが素敵~。
おとといの夜によた6が書いた2枚の短冊も、ちゃんと吊るされていました。
2枚の短冊にはなんて書いてあるかというと、、
「プリンをいっぱい食べる ちび柑」
「プリンをいっぱい作る ちび柑の父」
最近、プリンづくりにはまっているよた6です。
よた6の書いたちび柑の願い事が、パパのエゴ満載(笑)
でもまあ、ちび柑は、いつもなら好きな物を食べるときはニコッとかわいい笑顔を見せるのですが、
パパが作るプリンを食べているときは、それすらも忘れるくらい夢中で食べているので、
きっとパパがちび柑の代わりに書いた、この願い事はあながち外れてはいないんだろうな、と思う私でした。
そして、食後に出てきたプリン。
よた6がちび柑の願い【仮】を本日中に叶えようとしてくれているようです。
七夕の夜は私が仕事だったので、夕飯は一緒に食べられなかったけど、寝る前にプリンを3人で食べました。
よた6のプリンは、レトロな喫茶店で出てきそうな硬めのプリンで
器の底にカラメルソースあり。
プリンのカラメルソースが大好き。
その他のウリは、原材料は、牛乳、卵、砂糖、バニラエッセンスのみで、添加物もなし。
最高じゃないか♡
「いただきま~す」から「ごちそうさま」までのスピードは、プリン大好きちび柑、さすがに早い。
だけど、それをも陵いで勝利をおさめたやつがいた。
そう、私です。
(ちび柑の敗因は、最後の一口をかき集める技術が不足していたためだと思われる。)
「ごちそうさまでした。」
と私。
「ええ!?はやっ」
と引き気味のよた6。
美味しくてがっついているんだから、そこは引かずに喜んでほしいと思いました。
一日の大仕事、ちび柑のお風呂のレクチャー
時間を戻して、七夕当日の仕事から帰宅後。
この日ちび柑のお風呂をいれてくれたよた6が、いつもよりうまくいったと満足そうだったんですね。
話を詳しく聞いてみると、よた6なりに気を付けて臨んだことがあるようです。
- 親が先にやらずにちび柑にさせるべし。(ポンプから泡を出すなど)
- 役割(なにをするのか)を具体的に言ってあげるべし。
- 頭を洗うときに泣かれるのはしゃーない、ほっとくべし。
1番目と2番目を徹底したら6割うまくいったとのこと。
徹底しても6割ですって!?
3番目のほっとくって、もうなげやりになっとるやん・・・。
疲れたんやな・・・わかるよ。
実は、最近ちび柑の「じぶんでやりたがり」の範囲が広がってきて、私たちは少し(いや、かなり)困っているんです。
振り返ると、最初の段階では「じぶんでやりたい」のは、体を洗うことだけでした。
それが次第に、シャワーからお湯を出すこと、体をシャワーで流すこと、洗浄剤をポンプから出すことまで、一つ一つの行程を自分でやりたがるようになって、
思い通りにいかないとめちゃくちゃ怒るんですよね。
でも、まだ自分で上手にできることが少ない2歳ちび柑。
蛇口をひねってお湯を出すことなど、力が足りなくてできないことだってたくさんあります。
私が先にやっちゃったり、うまくいかなかったりするとすぐに機嫌を損ねるので、
毎日お風呂にすっごい時間がかかる・・・(*_*;
平日、基本的にちび柑をお風呂に入れているのは私だけど、
よた6は私を気遣って、ちび柑が癇癪を起さずにうまくいく方法を探ってくれていたみたいです。
よた6的に一番好感触だったのは、役割を具体的にちび柑に言ってあげることだったみたいで、私も次から真似してみようと思いました。
ホームプラネタリウムで天の川
七夕は丁度梅雨の時期だから、天の川はなかなか見られないですよね。
今年の七夕の空も、雨は降ってなかったけど、曇り空で天の川は見れず。
だがしかし!
うちにはアレがある。
ホームスター。
家でプラネタリウムがみたくて、今年購入しました。
七夕こそ、あなたの出番です。
ホームスターを簡単に説明すると、
家の中の天井に満天の星空を映しだすことができる家庭用プラネタリウムです。
このプラネタリウムは日周機能という機能がついていて、静止した星空の映像ではなくて、実際のように動いている星空がみられるんです。
実際の星空は1年で1周しますが、ホームスターは12分で1周する早さで星空が動きます。
1年が12分に凝縮されるので、星が動くスピードが早いのかなと最初は思ったんですけど、そんなことはなく、ゆっくりゆっくり回転します。
星の動きを見ているだけで、めちゃくちゃリラックス・・・
海、川、山のヒーリング音を一緒に流せるので、お家にいながら自然の中で星空を見ている気分。
うちはいつも、寝室で寝るときにこれを使っていていますが、満天の星空を見ながら、頭を空っぽにして眠りにつけるのがすごく気に入っているんです。
3種類のディスクの中から好きな星空を映すディスクを選んで、機械にセットしてスイッチON。
今回は七夕なので、天の川が含まれた星空のディスクを使いました。
ヒーリング音は、夏らしく川の音かと思ったのですが、よた6が選んだのは山の音(すずむしの鳴き声や植物のさわさわとした音)
「なんで川?(・・o」
と尋ねると、
「寝るときに川の流れる音を聞くとソワソワする(;´・ω・)」
山のヒーリング音の効果もあって、雰囲気は夏より秋って感じだったけど、
最近は夜も暑いから、逆に涼しく感じてよかったです。
ちび柑も、「おほしさまだね~」と言って一緒に見てくれていました。
これ、七夕の恒例行事にしてもいいかな。
来年の七夕が晴れていれば、実際の天の川もみたいですね。
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