【成長記録】【2歳5か月】大人に負けない勢いで対抗してくる娘。

この前、2歳5か月の娘と初めて喧嘩みたいなものをしました。

それだけじゃなくて、仲直りまでできました。

親も子も、成長中です。

大人に負けない大声で「いや!!!」

今日は、いつもより1時間早い8時にはベッドに連れて行こうと決め、夕食の準備などをすすめていました。

なぜかというと、娘の睡眠時間を充分に確保するため。

というのも、最近娘は夕方6時ごろになると、毎日のように「眠たい・・・」と言ってくるのです。

それに、毎朝娘を起こすのにも苦戦しています。

早い時間に起こすことがない土日には割とスッキリ起きてくれるので、平日の朝スッキリ起きれなかったり、夕方眠たくなるのは、睡眠時間が足りていないのが原因なのでしょう。

お昼寝を合わせれば10時間半は寝ているはずなのに、それでも足りないなんて。成長中の子供はすごい。

最近は急に寒くなったので体力も普通の時より消耗しているのかもしれません。

いつもより1時間も早くベッドに連れて行くためには、テキパキと行動しないといけない。

それをなかなかうまくいかせてくれない娘なのですよ。

こんなふうに意気込んだ時に限って、子育ては思い通りに行くはずがないことを忘れがち。

生理前の私は、焦りを消化できずに悶々と募らせてしまっていました。

夕食をあと2~3口を残していたのも、ようやく食べ終わりました。

食後に飲むいつもの便秘の粉薬を水に溶かして渡しても、ま~飲まない!!

まったくもっていつも通りなのですが、今日は8時にベッドに連れて行かなきゃ!という思いにとらわれていたのと、生理前で感情のコントロールが難しい日だったのが諸悪の根源です。

ついに、感情の制御が聞かなくなった私。次の瞬間には部屋全体に響き渡るような大きさで

「はやくのんで!!」

と娘に向かって叫んでいました。

するとすかさず、私の声にもまったく負けてない大きさで

「いや!!!!」

と返ってきました。

娘の声の大きさに少々びっくりして正気に戻りつつも、まだ怒りは収まらないので「はやくして!!」といってしまいました。声の大きさはさっきより弱くなっていました。

次もまた「いや!!!」と言った後、必死に対抗しようとしていた娘の目からは涙があふれだし、大泣き。

「おこってごめんね、ママ」

子供と過ごしていると、自分の子供の頃を突然思い出すことがよくあります。

娘がこらえられず大泣きしたときも、突然思い出したんです。

いつからそうなったかは覚えていませんが、子供の頃の私は、いつも母の顔色を窺っている子供でした。

母が大声を出すたびにビクッと体が硬直して心臓バクバク。母に何かを言い返した記憶はありません。

娘のように言い返したことなんて一度も。

さすがに中・高くらいになれば言い返していたと思います。でも母の顔色を窺う癖は昔から今もあまり変わりません。

娘は立派だなと思いました。拍手を送りたいくらいです。よし、いいぞ、そのまま突き進め!って。

幼い頃の私からすれば、ヒーローそのもの。

今のところは私の理想通りにのびのび育ってくれている。

そう思うと、嬉しさがこみげてきました。

親の顔色を窺って自分の気持ちを押し殺し続ける子供時代を、娘には絶対に送ってほしくありません。

でも、私のかかわり方次第でこれからそうなるかもしれないと思うと、子育ては本当に怖いです。

お風呂に入る前、機嫌を取り戻したかなという時を見計らって、娘と目の高さを合わせ「さっき怒ってごめんね」と謝りました。

そして、お風呂から上がったあとのこと。

「お茶のみたい」という娘のために麦茶を入れていると、「おこってごめんね、ママ」と言ってきた娘。

私を見つめる瞳は凛としていて、その瞬間だけ、ほんの一瞬だけ、対等な大人の女性のように見えたので、ちょっとびっくりしました。

翌朝

その日の夜は8時ちょっと過ぎにはベッドに入ることができ、部屋の電気を消したのが8時半。

翌朝は、いつもより早く寝たからかわかりませんが、スッキリ目覚めることができていました。

スッキリ起きてくれれば起こす方もハッピー。

しばらくは8時にはベッドに連れて行けるようにしよう。

また喧嘩にならないように、時間に余裕をもって夕方のスケジュールを組まないと。

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