藤原竜也主演のドラマ、めちゃくちゃ面白かったです。
アマゾンプライムで、シーズン1~2配信中です。
シーズン1では、藤原竜也が演じるアキバと、敵役の香川照之(越中)が共同でテレビ局の株を保有するまでのお話でした。
藤原竜也の演技サイコー
権力に屈せず、忖度しないアキバの生き方が気持ち良い!
「お金なんてどーだっていい!奴らの持っている物を欲しがっていたらいつまでたっても奴らにペコペコしてて頭を押さえつけられるだけだ!!餌食になるだけだ!!」
「奴らに届かない自分の内面に、自分だけの力を身に付けろ!!」
シーズン1・1話の最後の演技とセリフはめちゃめちゃ響きました。
アキバのモデルは、実業家の堀江貴文さんと言われているようです。
テレビの収録で、番組の最後にテレビ局に喝をいれるシーンも好きです。
このドラマにはアキバが発する数々の名言があります。
「何を経験できるか、何を感じれるかだ!!」
このセリフも好きです。大事なのは、お金じゃないと、そう断言するアキバ。
アキバは、テレビ局を買収しようとするくらい、大金持ちです。
そんな彼がきっぱりそう断言しています。
生活のためやいろんなことのためにお金が欲しくて、必死で働いている私には、救いの言葉のように思えました。
一方で、ヤッパリそうだよね、そんな意見があってもいいんだよね、と、なんだか自分が肯定されたような気もしていました。
私も、お金が一番大事とは思っていないせいだと思う。
アキバに対して、「お金で買えないものはない!」と断言する、これまた大金持ちの越中。
アキバと越中は、お金に対して正反対の価値観をもっています。
価値観がまるで違うから当然仲が悪いんだけど、実はそこまで悪いとは思えない、この二人の掛け合いも見どころです。
アキバが越中を小ばかにするようなことを言って、おでこにピキピキ(#^ω^)みたいなシーンが何度かありますが、そのときの香川さんの顔、好きです。
「お金で買えないものはあります!」
武田玲奈さん演じる、みついえいりちゃんのセリフ。
えいりちゃんは、東京に出てきて看護学校に通いたかったんだけどお金がなくて闇金に手を出すのですが、
借金返済のため良からぬ仕事をさせられそうになって逃げだし、闇金業者に追いかけられていたところをアキバとオフィスを共用しているコウシロウに助けられ、アキバと出会います。
つまり、大金持ちじゃない人側から出たセリフ。
えいりちゃんは、お金もなくて、仕事もない、一見、特別なスキルもない普通の子だけれど、アキバや越中から一目置かれます。
なぜでしょうか???
めちゃくちゃ可愛いから、というのはいったん置いておいて。
私も、えいりちゃんに賛成です。
お金で買えないもの、いっぱいあるよね。たとえば、今という時間とか。いろんなことを感じる心とか。思い出とか。とかとか!!
そんなことを考えながらドラマを見て答えが見つかったら、本当にお金がなくても、幸せに生きられるかもしれませんね~。
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