保育園への出発前に娘と二人で散歩にいくことが習慣になっている。
コースは、基本的にその日の娘の気分で自由に行かせているけれども、時間のないときは早めに帰れるコースを私が誘導したりしている。
今日は、家の周りを歩く途中に見えてくる国道の下をくぐるトンネルまで行きたいとせがまれたけれど、何とか気をそらして軌道修正した。
トンネル大好き
今までには時間があるとき、3回程一緒にトンネルを歩いてくぐったことがある。
普段車でくぐるトンネルだけれど、歩いてくぐるのはまた雰囲気が全然違うものだ。
実際にトンネルの中を歩いてみると、わきを通る車は近く感じて怖いから、自分も運転するときは減速しようと思ったし、水道管に水が流れている音も聞こえてどこから流れてる水かなとか、私的には意外に発見が色々あった。
娘はトンネルをくぐるのが大好き。
明るいところから暗いところに入ると、娘が、「くらいね~」という。
もう明るい、暗いの違いもわかってるんだなと気づいた。
トンネルの中を歩き続けて明るいところに出ると、また暗いトンネルに入りたがった。
次の日にトンネルを通るときには「トンネル」じゃなく「みちのしたとおろう」と言ってきた。
1回目の時に、トンネルの上に車が通っていることに気づいたのだろう。
いつものコースで見つけたもの
今朝はトンネルにはいかず、家の周りの住宅街を一周するいつものコースを歩いた。
家庭菜園をしているお宅の横を通ったとき、昨日も落ちていたミニトマトが今日も落ちているのを発見した娘が立ち止まり、「またトマトおちてる!」といっていた。
そのまま拾って食べたりしないかと思ってみていたら、何もせず歩き始めたので私はほっとした。
娘が立ち止まる場所はだいたい決まっていて、それは植物のある場所。
娘は他所のお宅の花壇をよくよく観察するのが好きみたい。
いつもの植樹をみつけて、「ぱぱのだね~」という。
パパは植物を育てるのが好きで、うちで植物いじりをよくやっているパパの姿を娘がいつも見ているからだと思う。
そのまま歩いていくと、滑り台がひとつだけある小さな公園が見えてくる。
年に2回しか草刈りがされていない公園で、雑草がけっこう元気に育っているから、大人はなかなか入らない公園だと思う。
娘はこの公園が好きで、通ると必ず入りたがる。
久々に天気のいい朝だったからか、虫も元気で、バッタやトンボがたくさんいた。
娘は公園に入ると、雑草をかき分け滑り台まで走っていった。
すべり台の近くを30匹くらいのトンボが元気に飛び回っているのが公園の外からもみえる。
すべり台の階段を上っていた足を止め、ぶんぶん飛び回るとんぼを珍しそうに眺める娘。
私は、公園の外の日陰で待機しながら娘を見守っていたけれど、保育園出発の時間が迫ってきた。
娘を呼びに雑草をかき分け娘のいるすべり台へ向かう。
娘の横で一緒に空を見上げると、たくさんのトンボがみんなで遊んでいるように見えて、楽しくなった。
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