住んでいる地域では、再び大寒波が訪れ、外は雪。
私の実家に集合して、楽しい食事会の後、娘の着付けを始めました。
着物は、娘のお宮参りのときにも着た着物です。
この着物は、私が生まれた時に祖母が仕立て屋さんに頼んで作ってくれたもの。
今年はじめての七五三でも、着せたいと思っています。
でも肌襦袢がシミでけっこう汚れていたので、やっぱり七五三の撮影はレンタルにすべきか迷っています。
着物はきれいなので、襦袢だけレンタルできるといいけれど・・・
色も、柄もきれいな着物なので、もう着ないなんてもったいなすぎる!
着付け経験なしの人たちで挑む2歳の着付け

私自身、着付けてもらった経験は人生で3回くらいはあるけれど、自分が着付けた経験はなし。
今回は、実家で写真を撮るだけなので、そんなことは気にしません。
やっちゃえ!やっちゃえ!!と、やる気だけは十分あります。
2歳の暴れん坊の着付けは、夫、母、私の3人がかり。
3人の中で唯一の着付け経験者の母も、途中でやり方がわからなくなってお手上げ。
その後は私があやし役で、ほとんど夫が着付けました。
こういうとき、知識ゼロの人たちはまったく失敗を恐れません。
なんてったって、、完成形がわからないのですから。(笑)
なので、プロの目からみれば、それはもう目も当てられない仕上がりだと思います(^_^;)
大人のエゴで、着たくもないものを無理やり着せられた娘。
やっぱり日本の女子。
親の色目だけど、着物を羽織っているだけでなんだかお姫様みたい。
みんながうっとりしている中、どこからか衣文掛の袖の棒?をみつけて、振り回す暴れん坊将軍。
「馬子にも衣裳やな」
と、夫がボソリ。
ひな壇の前で大人しく正座して撮影できるのは何歳くらいだろう?
心配していたシミあり襦袢。
この襦袢はシルクなので、漂白はできません。
七五三の撮影では、シミのある襟元を何かで隠せばいい感じに撮影できるのでは?
母からはレンタルを勧められましたが、せっかく祖母が作ってくれたきれいな着物なので、何とか使いたいのです。
ひいばあちゃん家へ

大雪で来れなかったひいおばちゃん。この着物を作ってくれた私の祖母。
せっかく着物を着せたので、10分ほど車を走らせ、見せに行くことに。
昭和9年生まれ、今年91歳になる祖母は、最近体が弱ってきたな~と少し心配しているのですが、着物の着つけ中は、テキパキとした動きを見せてくれ、嬉しくなりました。
この年代の人は、体が覚えているんだろうな~
「こら!じっとしてなさい!!」
甘々な私たちとは違って、祖母はぴしゃっと𠮟りつけて暴れん坊な娘を黙らせていました。
着たくもないものを着せられている上に怒られてしまった娘は、泣きはしなかったけど、相当退屈だったのか、着付け中に指をチュチュチュ・・・
気づいたら眠っていました。
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