2歳7か月の世界はファンタジー
朝の起こし役はヒヨコ
朝、娘をベッドから起こす役目を担ってくれているのが、我が家のヒヨコちゃん。
私が普通に娘を起こすよりも、ぬいぐるみなどに起こしてもらう方が抜群に効果があります。
娘のお気に入りは、パパが1回100円のUFOキャッチャーで獲得した、ピンクと黄色のヒヨコちゃん。
「ぴよぴよ、娘ちゃん、起きて!ぴよぴよ」(アテレコ;私)
「いーよー!!(*^▽^*)」
こんな感じで、娘は毎日大喜び。朝から超ご機嫌です。
パズルのピースがみんな話し相手
前の晩、頭を打ってたんこぶができてしまった娘。
朝、そのことを思い出した娘が、そのいきさつをひよこちゃん(アテレコ;私)に話し始めました。
「たんこぶできたの!どうしたのっていって!」
「どうしたの?」
「ソファでジャンプジャンプして、机にぶつかったの」
「そうなの!いたかったね~」
満足気な表情の娘。このくだりが気に入ったよう。
近くにあった木製のパズルを引っ張ってきて、10個のピースひとつひとつに対しこのくだりを繰り返そうとするのでした。
娘の想像の世界の登場人物に、目がついてるついてないは関係ない。
10個のピース側の返事をする黒子も一苦労です。
パンのラッパを吹く
朝食の食パンをかじっていた娘。
かじった後のパンを私に差し出し、「かいだん!」と言ってきました。
言われてみれば、微妙に階段に見えなくもない形です。
さらにかじり、かじり。
今度は「らっぱ!」と言ってきました。「ぷぷぷー!」細くなっている方から口を近づけ、吹く真似をしています。
ほー、これが、ラッパに見えるのか。
食パンをかじった後の形でもいろんなイメージを膨らませて遊べるようになったんだなあと思いました。
見方を変えて、柔軟に発想できるって素晴らしいことです。
しかし、平日の朝は、早く食べてほしいのが母の正直なキモチ。
ヒヨコちゃんが起こしてくれたのが6時、パズルのくだりを経て、この時には1時間以上経過していたので、だんだん焦りを募ってきた母でした。
感心しながらも、結局、いつものように急かして食べさせました。
おままごとの登場人物が増えて
両手にぬいぐるみなどを両手に持って1人二役を演じたり、自分対ぬいぐるみで対話するといった、ごっこ遊びが増えたなあと思います。
これ、みてるとかなり面白いですね~。
日用品やインテリアも登場人物になります。自由で柔軟すぎる想像力に拍手です。
想像力があれば人形や、ママごとセットなんかいらないんだな、と娘をみていると思います。
日常生活で実際に起こった事なんかも、すぐにごっこ遊びに取り入れます。
言葉の理解力も上がってきてるので、私も娘と一緒にごっこ遊びを楽しめるようになりました。
ですが、「~って言って!」と私のセリフや動きは指定されることが多いです。
また、娘が理解できないことを私が言ったりすると黙ってしまうことがあります。
私の言葉や動きを指定するのは、娘が自身が理解できる範囲で演じたいってことなのかな?
娘の頭の中にはきっちりと台本があるのです。
でも、ちょいちょいイレギュラーをぶっこみたくなる私は、意地悪な母です。
怒られて嫌な気持ちの正体
最近私が買った天然の鉱物。鉱物が好きなのですが、手のひらサイズのきれいなクリスタルを見つけて家の中に飾っていました。
娘がみつけて、遊んでいたところ、落としてしまい、あわてた私が少しだけもうー!と怒ってしまった時がありました。
以前の娘なら、怒られても忘れたようにすぐに違うことをして遊んでいるので、私は特にフォローとかするつもりはなく、家事を続けていました。
でも、その時はいつもと違った。
イヤな気持ちを引きずった顔で私のところにきて、「石がイヤ!」と言ってきました。
石がイヤ?私は意味がわからず、娘の表情や態度から考えます。
もしかして、罪悪感みたいなものを感じていたりする?
「石が落ちてイヤだった?」「石を落としたいわけじゃなった?」と娘に聞くと、
「うん。」
「そういう時は『ごめんね』っていうんだよ」
「石を落としてごめんね」と娘。
「いいよ。もう仲直り。」
今まで娘は、こういうタイミングでは泣かなかったし、私が怒っていても、娘はなんで私が怒っているのかわからないといった感じでした。
今回のは、今までと違ってなんか嫌だと感じたみたいです。
罪悪感かどうか定かじゃないけれど、怒られて嫌な気持ちを泣かずに表現してくる娘は珍しかったので、何なのかな?どういう気持ちだったのかな?と私は考えてしまいました。
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